2016年6月7日
日本酒古典技法大全 新政酒造第二回目
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日本酒古典技法大全 第二回目
① 「鼎醗酵純米」ていはっこうじゅんまい
原料米:酒こまち
精米歩合:麹米 40% 掛米60%
酒母;生酛酒母(江戸初期型古典生酛)
使用酵母:きょうかい6号
アルコール分15.5度
日本酒度;-1
酸度;2.0
アミノ酸;0.6
乳酸の厚みのある酸が特徴的
② 「元禄仕込純米」げんろくしこみじゅんまい
原料米;酒こまち
精米歩合;麹米40% 掛米60%
酒母;生酛酒母(江戸初期型古典生酛)
使用酵母;きょうかい6号
アルコール分;11.0度
日本酒度;-30
酸度;2.4
アミノ酸;1.0
かつて日本酒は、たいへん甘口でありました。
そもそも昔は甘い食べ物が希少で、甘いほかに酔うことまでできる
日本酒は贅沢極まりないものだったようです。
想像を超える良質な濃厚甘口酒。酸味もしっかりあります。
時代の移ろいに思いを馳せながら飲んでいただきたいと思います。